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初段・二段・三段の筆記(学科)試験

平成27年度岐阜県の初段、二段の学科試験に関しては、コチラのページで確認できます。岐阜県の場合、5問中3問が確実に出題されます。丸暗記しておきましょう。読ん何度も読んで覚え何度か書いて覚えます。毎年出題される5問は、変わりますが、随時変わるので受験前に確認しておきましょう。

 

出題されやすい問題と傾向

 

  1. 「剣道の理念」について記せ、「剣道修錬の心構え」を記せ(これは2つでワンセットなので2つとも覚えておきます。毎回出題されているので完璧に覚えて一字一句間違えないつもりで!!漢字もできる限り使って書きます。過去にひらがなばかりで書き注意された高校生がいました。)
  2. 有効打突の条件を細かく記せ(これも出やすい、過去によく出題された)
  3. 切り返しの効用について述べよ(これも出やすい、過去によく出題された)
  4. 間合いについて述べよ(これは、あまり出題されないが油断できない)
  5. 残心について述べよ(これも出やすい、過去によく出題された)

「剣道の理念」について記せ

剣道は剣の理法の修錬による人間形成の道である

 

 

 

全日本剣道連盟より引用

「剣道修錬の心構え」を記せ

剣道を正しく真剣に学び
心身を錬磨して
旺盛なる気力を養い
剣道の特性を通じて
礼節をとうとび
信義を重んじ
誠を尽して
常に自己の修養に努め
以って
国家社会を愛して
広く人類の平和繁栄に
寄与せんとするものである

 

 

 

全日本剣道連盟より引用

有効打突の条件を細かく記せ

有効打突は、充実した気勢、適切な姿勢をもって、
竹刀の打突部位を刃筋正しく打突し、残心あるものとする。
なお、『刃筋正しく』とは、竹刀の打突方向と
刃部の向きが同一方向である場合とする。
また、次の場合は有効とすることができる。

  1. 竹刀を落とした者に、直ちに加えた打突。
  2. 一方が、場外に出ると同時に加えた打突。
  3. 倒れた者に、直ちに加えた打突。

ただし、次の場合は、有効打突としない。

  1. 有効打突が両者同時にあった場合(相打ち)
  2. 被打突者の剣先が、相手の上体前面に付いてその気勢、姿勢が充実していると判断した場合

切り返しの効用について述べよ

  1. 正しい体さばきと、竹刀操作が修得できる。
  2. 手の内の感覚がつかめ、冴えた打突ができるようになる。
  3. 体当たりの仕方や応じ方が体得できる。
  4. 気・剣・体の一致の感覚がつかめる。
  5. 目が明らかになり、間合いが修得できる。
  6. 腕や腰が強くなり、体力が増進する。

 

間合いについて述べよ

間合いとは、互いに相対したときの双方の
@距離A構え、竹刀の操作、心の動きなどの関係
B技術、体力、精神力等の違いなど、両者の関係の
すべてを含めたもののことをいう。
なお、両者の距離だけをいう場合は、「間」と呼ぶ

残心について述べよ

残心(ざんしん)とは、たとえ打突が十分であっても、
少しも油断をせず次の変化に対応できるように身構え、
心構えを怠らないことである。
しかし、残心をとるために、十のうち八の力で打突し、
二を残しておくということではなく、
十の力を出し切って打ち込み、
なお、自然に生ずる残心が真の残心と言えるものである。
『残心とは捨てる意なり』とか、『残心は返る意なり』の教えも、このことを言っているのである。

模範解答

ヤフー知恵袋の回答が、模範解答そのものでした。過去5〜6年(平成22〜27年)に出題された問題に
「日本剣道形を修練することの効果について述べよ」がありました。

 

 

  1. 剣道の歴史と真髄に触れることができる。
  2. 剣道の理合とわざの基本が修得できる。
  3. 剣道の礼儀や作法が修得できる。
  4. 正しい構えや体さばきが修得できる。
  5. 正しい目付けが修得できる。
  6. 手の内の感覚がつかめる。
  7. 打突の機会(勝機)を知ることができる。
  8. 気勢が充実し、気位が高くなる。

 

 

問題 初段 二段・三段 四段・五段
剣道の理念
剣道修練の心構え
竹刀の構造および名称
打突の部位
有効打突の条件
退場となる禁止行為 剣道試合規則に定める諸禁止行為をあげよ
反則行為
場外反則
足さばきの種類
す振りの効用  
切り返しの効用
しかけ技の種類  
日本剣道形を修練することの効果について述べよ
打突の機会について述べよ
守破離について述べよ

以上のように出題範囲は、決まっています。

 

岐阜県の場合初段・二段・三段は、ホームページで記された5問の中から3問出題されます。時間に余裕があったり将来四段、五段と受けるのであれば全部覚えていくと良いのですが、岐阜県の中学生、高校生は、しめされた5問を確実に覚えるように勉強した方が良いです。当日は、鉛筆消しゴムをお忘れなく。問題は、紙きれ1枚に・・・・について述べよとか・・・について記せと言った具合に出題されます。皆、鉛筆の音がする中で一気に書き上げるので、精神的に緊張します。木刀のかたが終わったら合格は、すぐそこです!頑張ってください。

 

 

四段・五段も5問中3問出題されていますが、初段や二段、三段とは問題が変わります。

 

平成27年の場合以下の問題から出題されています。

 

  1. 「剣道の理念」について記せ、「剣道修錬の心構え」を記せ
  2. 有効打突の条件を細かく記せ
  3. 剣道試合規則に定める諸禁止行為を上げよ
  4. 打突の機会」について述べよ。
  5. 守破離について述べよ。

 

 

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